出光興産創業者 出光佐三氏の経営哲学がすごい!「海賊と呼ばれた男」で知った大家族主義とは?

      2014/09/11

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尊敬できる経営者って誰ですか?

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たぶん、多くの人は松下幸之助氏や本田宗一郎氏、稲盛和夫氏、最近だと孫正義氏とかも入ってくるかと思います。

この尊敬される経営者ってのは、ある意味哲学者が多いかと思います。

しかし、今回は百田著の「海賊と呼ばれた男」を読んで知った出光興産創業者 出光佐三氏について書いていきます。
上にあげた尊敬される経営者に負けないぐらい、マジですごい人だって知りました。

大家族主義を貫き通した経営哲学

出光佐三氏(小説内では、国岡鐡造として書かれています)の信念を貫く強さを書いていくとキリがないので、今回は経営哲学のすばらしさについて書いていきます。

まず、「会社組織とは大家族と同じである。」という哲学で経営しているのですが、これはよく日本企業で言われる考え方ですよね。しかし、この佐三氏の徹底振りは本気ですごいと思いました。

まず、
「タイムカードなし」
「出勤簿なし」
「馘首なし」
「定年なし」
と他の企業からすれば「頭がおかしい」といわれるような施策をとられております。

だけど、佐三氏からすれば「家族」だからこそそんなモノはいらない。とのこと。
家族に定年はないし、時間を管理する必要もない。

しかも、数人、数十人の企業じゃなくて数千人になってもこれを貫いている。
社員を家族だと思い、信頼しているからこそできる行いです。
これは僕にとって衝撃で、「人間は基本的に怠惰なモノである」と考えている人間として、
この方法で運営できるというのは、管理という概念を考え直さないといけないと思いました。

戦後で仕事がなくても、リストラゼロ!

人を大切にする人でありたいと思っている僕ですら、これはできない決断だと思いました。

戦後、200人程度の社員が居るけど、仕事がない。こんな状態であれば、本来は生き延びるためにリストラしてしまうかと思うのですが、「絶対に馘首(リストラ)はならん!」と。

仕事がないため、当然売上はゼロの状態。

なので、自分の資産を切り崩し、給与を支払っている。
しかも、戦争に出ている社員に対しても実家に給与を振り込んでおり、戦後ボケでニート状態であっても給与を支払い続けていたという。

ここで、「社員は資産である」と語っています。
僕はどちらかというと「社員はコスト」的な意識も持っている人間でもあり、ここに考えさせられる部分がありました。

そして、ダメな社員については、「家族にも一人ぐらい出来損ないがいるだろう。出来損ないだからといって見捨てることはしないように、社員を見捨てることをしない。」「そういった社員が居ることで他の社員が頑張れる」

コストで考えてしまうと、当然出来損ないは切っていくって考えになるんですけど、家族だから見捨てない。という考え方は素晴らしいなと。

これは、「2・6・2の法則」と言われていて、
組織の構成は「2割の優秀な人、6割の普通の人、2割の出来損ない」になるという法則です。
ここで、2割の出来損ないを切ってしまっても、またその組織の中から「2・6・2」が作られてしまうというものです。

なので、この出光佐三氏の考え方ってのはすごく良い考え方だなと思いました。

まとめ

今回は、「海賊とよばれた男」を読んで、出光興産創業者 出光佐三氏の経営哲学について書いていきました。

正直、ここまで社員を家族と思っている経営者は居ないなーと。

格差社会とか景気が低迷しているとか言われている今の時代に、こういうリーダーってのは必要だろうなと思いました。
他にも信念を貫く姿勢とか感銘を受けたところもあるので、また書いていきますね。

それじゃあ、またね!

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